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出産時、児頭が産道を通るために仙腸関節や股関節、恥骨が動きます。
陣痛が開始した時、仙腸関節が緩み産道が拡大する必要があります。
骨盤出口の開大は、主に仙腸関節の離開と、仙骨の回転が担います。
仙腸関節の回転の動きとしてはニューテーション(うなづき)、カウンターニューテーション(起き上がり)という運動があります。

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仙骨の回転運動が起きるからこそ、赤ちゃんの通り道を確保することができるのです。

赤ちゃんが骨盤内に進入するには、骨盤の上方部分が開いている必要があるので、仙骨の動きとしてはカウンターニューテーションがまず起こります。

その後、骨盤出口を開大するためにニューテーションの動きが必要となります。
仙骨がニューテーションすることで、尾骨に児頭が引っかかるということを避けられるようになるということですね。

通常は産後徐々に骨盤の緩みが元に戻りますが、産後すぐから長時間立っていたり力仕事をしてしまったりと、身体に負担をかける動作が多くなると、なかなか妊娠前のような骨盤に近づくことが難しくなってしまいます。

仙骨がニューテーションした状態のまま固まってしまうと、尾骨が後方にでっぱったままになってしまい、その状態で座ったり仰向けに寝たらどうなるか想像がつきますよね。

この状態が続くことで産後すぐだけでなく、何十年も経ってから症状が出る場合もあります。
高齢者だから産後のリハとは関係ない、ではなく出産を経験した女性はいくつになっても「産後」です。
これらの運動学を理解しておくことで、アセスメントも変わってくると思います。

産後の痛みなどは原因が様々ありますが、最低限の知識はやはり必要です。
実際に多くの産後女性や妊娠中の女性をみてきた先生方の生の声を聞く機会はそんなに多くありません。

ご講演いただくのはその道の第一線でご活躍されている先生方です。
ぜひこの機会にお話を聞いてみてください。

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