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睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は頭文字をとり『SAS(サス)』とも呼びます。
その名の通り、睡眠中に一時的に呼吸が止まってしまう病気のことです。
では妊娠と睡眠時無呼吸症候群(以下:SAS)はどのような関係があるのでしょうか。

 

SASの原因は喉や気道の形態が挙げられ、大きな原因として肥満があると言われています。
妊娠すると胎児の成長とともにお腹が大きくなり、体重が増えていきます。
SASの女性が妊娠すると体重増加により気道が狭くなり、症状は悪化していきます。

 

国内外の研究によると母親の睡眠中の無呼吸は胎児への酸素供給が不足し、流産・切迫早産・発達障害児出産の原因になることが明らかになっています。
重症のSASのケースでは、なんと8000m級の山にいるのと同じ酸欠状態を示すのです。
エベレストの山頂を思えば大変な状況であることは十分理解できるかと思います。
当然、胎児に十分な酸素は行き渡らない状況です。

 

またスウェーデンの研究によると、
いびきを習慣的にかいている妊婦の高血圧のリスクは2倍、胎児の発育不全のリスクは3.5倍と発表されています。

 

特に肥満を原因とする重度のSASであれば、妊娠前から体重管理が必要になってきます。また睡眠時のいびきや無呼吸の状況などパートナーと話すことも大切ですよね。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

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