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分娩において、仙腸関節の動きは胎児の頭部を通過させるためにとても大切となってきます。
仙腸関節の動きは様々な要素によって変化しますが、

股関節屈曲・伸展によっても変化がみられます。

分娩初期には胎児の頭部を小骨盤へ下降させるために骨盤入口部拡大しますが

これは仙骨カウンターニューテーション(起き上がり運動)が生じることで起こります。

股関節伸展位の際は、腸腰筋などの屈筋群の張力によって骨盤は前傾し、

仙骨はカウンターニューテーションが起こります。
その結果、仙骨先端と坐骨結節の距離が減少し、骨盤入口部が拡大します。

分娩の排出期には骨盤出口部の前後や横径を拡大させることで

胎児の頭部が排出されるのを促します。
仙骨ニューテーション(うなずき運動)によって骨盤入口部の前後径が減少し、

骨盤出口部の前後や横系が拡大します。

股関節屈曲位の際は、ハムストリングスの張力によって

腸骨は仙骨に対して後傾するため

相対的に仙骨はニューテーションしてきます。

このような股関節の屈曲と伸展の肢位の変化によって起こる岬角転位は、

平均で5~6mmといわれています。

股関節の肢位だけでも骨盤口の大きさにとても影響を与えているので、

今後妊娠・出産を考えている方や出産を控えている方は

股関節の評価・治療も十分に行っていくことが大切です。

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