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バランス能力には大きく分けて2つ、静的バランス能力と、動的バランス能力があります。

静的バランスは、身体を静止した安定状態に保つ能力で、立位や片脚立位がふらつかないようにしているバランス能力のことを指し、動的バランスは、歩いたり走ったり、跳んだりしたときなどに姿勢を崩さないようにする能力のことを指します。

姿勢調節の基本的な枠組みは、視覚や体性感覚、全てなどを中心とした感覚入力に基づいて、小脳-脳幹系をはじめとする中枢神経系での統合を経て、眼や頸・体幹、四肢の筋運動として一連の流れとして理解されています。

女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンレベルは月経周期によって変化しますが、これらのホルモンは妊娠・出産に関わるだけでなく、中枢神経系を介した姿勢調節にも影響しています。

静的バランスにおいては、動揺速度が黄体期後期に優位に高く、左右方向への動揺性も月経期、黄体期前期に高くなるという報告がいくつかあります。

静的バランス能力は、小脳、脳幹、脊髄レベルにフィードバックされて行われる反射的な姿勢調節が主に働きます。
先ほど述べましたが、月経周期に伴い変化するホルモンは中枢神経系にも影響を及ぼすため、中枢神経系を介した姿勢調節に影響を与えていると考えられます。

その他の身体パフォーマンスについては、各期にスキルパフォーマンスが変化し、黄体期に運動スキルが低くなることが多いとされています。
また、瞬発力や俊敏性などは月経期に低いという報告もあります。

スポーツをする女性やその方に関わる人は、月経周期は主観的コンディションや身体パフォーマンスに影響し、運動能力にも変化が現れることを知っていることで運動のプログラムを組んだり、評価の再現性を得ることが行いやすくなるのではないでしょうか。

【ウーマンズヘルスケアフォーラム2017in東京】
〔会場〕浅草ヒューリックホール
〔日時〕2017年10月15日(日)
    10:00〜18:30
〔対象〕医師、療法士、看護師、その他セラピスト等
〔料金〕参加費:¥12,960(税込)
    実技チケット:¥1,080/1講座(税込)
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【ウーマンズヘルスケアフォーラム2017in福岡】
〔日時〕2017年11月26日(日)9:00〜17:00
〔会場〕 南近代ビル
〔対象〕医師、療法士、看護師、その他
〔料金〕プレミアム席(限定16席):¥18,800(税込)
    A席(120席):¥16,800(税込)
    B席(214席):¥14,800円
お申し込みはコチラ▶︎

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