橋谷 圭伊子

2017年東京大会講演テーマ【妊娠中のトラブルを予防する“妊娠前の食生活”】

日本における不妊治療の現状は、6組に1組が不妊治療を行っており、体外受精の実施件数は世界一であるとされています。
しかし、その数は第2位のアメリカの約1.6倍であるにも関わらず、体外受精による“出産数”はアメリカの半分以下という数字が出ているのです。

そこから何が言えるかというと、「治療しても妊娠できないケースが多いこと」、また「何らかの原因で出産までに至らないケースがある」ということになります。

原因のひとつは高齢出産の増加によるものであると考えられていますが、女性の社会進出が活発化している現代社会において、女性の出産年齢を早めることでこの問題を解決しようということはそう簡単ではありません。

私は昨年12月に第一子となる女児を出産いたしました。
出産した年齢は35歳。私もいわゆる「高齢出産」です。

私が結婚前から意識していたこと、それは“産みたいときに産める身体創り”でした。
その甲斐あってか、妊娠したいときに妊娠し、妊娠中、そして産後も大きなトラブル無く過ごすことが出来ました。

私だけではなく、妊娠前からサポートしてきた女性達そのほとんどが悪阻にも悩まされずに健康的に妊娠生活を送り、母となっています。

私たちの身体は、私たちが食べたもの、飲んだものの栄養によって創られています。
日常的にどんな食事をしているかで、身体の質は変わってきます。

無事に元気な赤ちゃんを出産するためには、妊娠前から体内環境を整えておくことが重要なのです。
それによって妊娠中の様々なトラブルを回避できる可能性があります。

今回の講演では、私自身の体験とサポートしてきた妊婦さんの事例から妊娠前、妊娠中、そして産後の食生活と栄養摂取についてお話しさせて頂きます。

プロフィール

 細胞レベルの最先端栄養学である「正常分子栄養学」を、30 年以上前から提唱し続けてきた叔父である‘森山 晃嗣’の教えのもと、幼い頃から栄養学に親しむ家庭で育つ。
 3歳の頃、父が34歳という若さでクモ膜下出血により他界したことにより、物心ついた頃から身体を創る「食」について関心を持ち始める。 2006年より細胞レベルの最先端栄養学である「正常分子栄養学」を本格的に学び始め、その後代替医療専門クリニックにて栄養管理を担当。 多くの患者さんをサポートして行く中で、健康で幸せな人生を全うするためにも栄養の知識を広く伝えていきたいと考え、セミナーやコラム等の執筆活動に取り組む。 
現在は、細胞レベルで体内環境を整えるための食事と栄養のアドバイスを中心に、妊娠、出産、子育てからダイエットの指導、そして認知症やがん予防の食事法まであらゆる分野の栄養指導を行っている。 食の分野のプロフェッショナルを育成するために、2013年一般社団法人健康指導師会を設立。副理事長として健康指導師の育成に力を注いでいる。

【所属】
一般社団法人 健康指導師会
Blog : ケイコの健康管理室 
【ブログ】
ケイコの健康管理室 

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